新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。この記事では大学生活とは特に関係ない、合成音声の紹介をしようと思います。
概要
この記事では大学入学をきっかけにボカロPを始めたいというみなさんにおすすめの合成音声を紹介します。今まで私が使ったことあるものの中から紹介するので、参考までにどうぞ。
選定にあたっては以下の点を重視しています。
- 安価であること(といいつつ安価なの1つしか紹介してない・・・)
- 使いやすいこと
その点から見て、今回紹介する合成音声は以下の通り。
- 初音ミクV4X
- KAITOV3
- Synthesizer V Mai
- VOICEVOX
自己紹介
まず私が誰かというと、人畜無害な人間です。合成音声が大好きで、ボカロ曲ばかり作っています。さすがに他のプラグインを買うべきだよなあと思いつつ、魅力的な合成音声が次々と出るのでつい合成音声ばかり買いそろえてしまいます。いくら使ったかは考えないことにしましょう。
ちなみにUTAUの音源「歌連れんげ(cv.人畜無害な人間)」を自作したことがあります(配布はしてない)。私の滑舌の甘さをそいつが引き継いでしまい、大変使いにくい一品となっております。
自己紹介はこんなところにしておいて、さっさと合成音声の紹介を始めましょう。
初音ミクV4X
特徴
- 必要な歌声合成ソフトウェアはpiapro studio(付属)か、VOCALOID6 editor(Lite版のみ付属)
- Cubase LE(音楽製作ソフトウェア)が付属
- 表現の幅が非常に広い
- 癖がなく、調声を一生懸命しなくても綺麗に歌ってくれる
- 2026年4月14日に初音ミク V6が発売予定なので、今から買うならそっちのがいいのかも・・・?
ボカロといったら初音ミクですよね。初音ミクV4Xはその名声に違わず、めちゃくちゃ優秀です。6種類の歌声ライブラリが入っているのですが、それぞれ個性的で、しかもめちゃくちゃ使い勝手がいいです。
さらにライブラリ同士をいい感じに混ぜることができる、クロスシンセシスという機能がついており、どんな曲調にも合わせられます。ライブラリのうちのひとつ、甘いささやき声のSweetは単体だとかなり限られた場面でしか使えないのですが、クロスシンセシスで他のライブラリと混ぜると、めちゃくちゃいい感じになります。
さらにさらに、ひとつひとつの音に個別に声質変化を適用できるE.V.E.C.の機能があり、かなり細かく表現を調整できます。
と、このように表現の幅が非常に広いわけですが、使いこなせるか心配な方もいるんじゃないでしょうか。ご安心ください。ベタ打ちでも普通にかわいいです。
KAITO V3
特徴
- 必要な歌声合成ソフトウェアはpiapro studio(付属)か、VOCALOID6 editor(Lite版のみ付属)
- Cubase LE(音楽製作ソフトウェア)が付属
- 自由度の高い男声ボーカル
- 結構高音域までいける
男声ボーカルが欲しいなあという人にはKAITOお兄さんがおすすめです。4つあるライブラリのうちひとつは英語で、残りの3つが日本語なのですが、3つとも使い勝手がいいです。
あとは音域です。かなり高い音まで違和感なく出ます。F4ぐらいまで出せます。女声ボーカルとのデュエットも作りやすいです。かわいい曲にも合います。
Mai2
特徴
- 歌声合成ソフトウェア「Synthesizer V Studio 2 Pro」に付属
- 人間と間違えるくらい自然な歌声
- ラップ歌唱モードあり
Mai2はSynthesizer V Studio 2 Proを購入すると3種類のうち1つ選べる合成音声のうちの1つです。他の2つは英語と中国語の音源なので日本語を母語とするのみなさんの多くはこの子をお選びになるんじゃないでしょうか。
Synthesizer Vの強みはなんといっても自然な歌声です。ベタ打ちでも全然良いくらい。
あと個人的にイチオシなのはラップ歌唱モードです。もはやフロウを考える必要が無い。リリックを打ち込むだけでいい感じにラップしてくれます。ボカラップ入門したい人は断然Synthesizer Vがおすすめです。
使ってみたいと思った人は「Synthesizer V Studio 2 Pro スターターパック」がおすすめです。付属するMaiに加えて好きな歌声データベース(宮舞モカ、小春六花など)をダウンロードできるクーポンコードがついてきます。
VOICEVOX
特徴
- 無料
- 多様な合成音声が使える
- 使いやすい
- トークモードあり
無料で使えるものを探している人にはVOICEVOXがおすすめです。無料で使えるソフトウェアの中では、導入から音声の出力まで含めて一番使いやすいと思います。「ずんだもん」「春日部つむぎ」など性別も音域も様々な合成音声が使えます。多分聞いたことある声だと思う。
また、VOICEVOXには歌を歌わせられる「ソング」の他に「トーク」のモードがあります。曲の中に同一の音声でポエトリーリーディングと歌唱の両方を入れたい場合におすすめです。
おわりに
なんかいろいろ言いましたが、結局のところ使いたいやつを使えばいいと思います。
気が向いた人は「作曲サークルTsukuba DTM Lab.」へ来て一緒にDTMを楽しみましょう。ここまで見てくれてありがとうございました。皆さんの大学生活がいい感じになることを願っております。
(文責:人畜無害な人間)
この記事はTsukuba DTM Lab.新歓アドベントカレンダー2026 2日目の記事です!他の記事も良ければ是非ご覧ください! tsukubadtm.hatenablog.jp