Tsukuba DTM blog

筑波大学作曲サークル DTM Lab. のブログ

サウンドトラックから始める!DTM上達法【新歓Advent2026 Day6】

この記事はTsukuba DTM Lab.新歓アドベントカレンダー2026 6日目の記事です!他の記事も良ければ是非ご覧ください!

はじめに

新入生の皆様、初めまして!

筑波大学4年のAgeと申します。

「DTMを始めたけれど、何から作ればいいかわからない」「もっと効率よく上手くなりたい」……そんな悩みを持っていませんか?

今回は、Tsukuba DTM Lab.の新歓アドベントカレンダー企画として、私がこれまでの3年間で学んだ知識をもとに、「サウンドトラック制作」を軸にしたDTMの上達法を紹介します。

サウンドトラックとは?

一言で言えば、映画やゲームなどの「世界観」や「特定のシーン」を音で支える音楽のことです。

「このキャラクターが登場するときは、このメロディ」「悲しいシーンだから、しっとりしたピアノ」というように、明確なテーマや役割があるのが最大の特徴です。

【補足】初心者でも大丈夫?

「いきなりサントラなんて難しそう……」と思うかもしれませんが、実は入り口の広いジャンルです。

30秒程度の短いループ曲でも立派な劇伴として成立するため、初心者の方にもおすすめしたい取り組み方です。

なぜサウンドトラックが上達への近道なのか?

自分が作りたい音楽を突き詰めるのも楽しいですが、あえて「サウンドトラック」にも取り組むことで、成長のスピードが格段に上がります。

そのメリットは3つあります。

1. 幅広いジャンルに触れるきっかけになる

サントラ制作では、依頼者の要望に合わせて「昨日はファンタジー風のオーケストラ、今日はサイバーパンクな電子音」といった、多様なジャンルに挑戦することになります。

1つのジャンルだけでなく、様々な曲調に触れることで、結果として「自分の本当に作りたい音楽」を表現するための引き出しが増えていくのです。

2. 締め切りによって作業スピードが向上する

初心者が陥りがちなのが、1つの曲にこだわりすぎて数ヶ月間完成しない、いわゆる完成させられない病です。

私は、1ヶ月で1曲の大作を作るより、「1週間で1曲」を4回繰り返すことをお勧めします。

数をこなせば、音源のテンプレート化や操作の習熟など、作業スピードが確実に速くなります。

サントラ制作には「締め切り」があるため、強制的に「完成させる力」を養うことができます。

3. リスナー目線でのフィードバックを得られやすい

自分で作った曲をSNSに上げても、具体的な感想をもらえることは稀です。

しかし、サントラ制作(特に誰かと協力して作る場合)なら、「ここの音がシーンに合っている」「もっと迫力が欲しい」といった、制作目的に対する明確なフィードバックが得られます。

このやり取りは、モチベーションアップだけでなく、自分の癖を客観的に見直す最高の機会になります。

どうやって制作のチャンスを掴む?

「でも、制作に関わる機会なんてそうそうないのでは?」という方へ。

チャンスは身近なところにあります。

  • ゲーム制作コミュニティに入る: 最近はUnity1Weekなどのゲームジャムイベントも盛んです。
  • 学内の制作サークルと繋がる: 筑波大学には、ゲームや、CG・イラスト、映画の制作を行うサークルなどが数多く存在します。
  • 当サークルの活用: Tsukuba DTM Lab.内でも、メンバー同士のコラボや制作の呼びかけは自由に行えます。※あくまで個人の活動としてですが、サークル内で仲間を募るのは大歓迎です!

【余談】

私自身もこれまで、ゲームやオーディオドラマのBGM・SE制作に関わってきました。

具体的なプロジェクト名などはここでは伏せますが、もし興味がある方は、サークルで見かけた際に直接聞きに来てもらえると嬉しいです。

 

サウンドトラック制作はじめの一歩

実際にプロジェクトに飛び込む前に、まずはあなたの「名刺」となる曲を用意しましょう。

  1. 好きな曲の耳コピ・分析: 「なぜこの曲はかっこいいのか?」を研究する。
  2. オリジナル曲を形にする: 完璧でなくていいので、今の自分にできるベストを尽くす。
  3. 公開する: サークル内のDiscordやEP、自身のSoundCloud、YouTubeにアップしてみましょう。

まずは「短くてもいいので1曲完成させること」、そして長期的には10曲を目標にしてみてください。

起承転結があったり、ループが可能な形にまとめる練習を繰り返すことが、「私はこんな曲が書けます!」という強い証明になり、新しい制作のチャンスを引き寄せます。

おわりに

DTMの学習は、「作る → 見せる → フィードバックをもらう → 改善する」というサイクル(PDCA)をいかに速く回すかが鍵です。

最初は誰でも初心者です。

「まだ何も作れない……」という方も、まずはサークルのDiscordで、先輩たちがどんな音源を使っているのかを眺めるだけでも大きな一歩になります。

【補足】

当サークルのDiscordには、制作途中の音源を公開できるチャンネルや、具体的にアドバイスを求めることができるチャンネルがあります。

「何を買えばいい?」という相談から、作風の広げ方まで、ぜひ積極的に活用してください!

もし、サークルで私を見かけたら、ぜひ「アドベントカレンダー読みました!」と声をかけてくださると大変嬉しいです。

皆さんと一緒に音楽を作れるのを楽しみにしています。

それでは、実り多き大学生活をお過ごしください!

 

(文責:Age)