ヘタウマ(12/3)
ヘタウマ(12/3)
ばなです。
でも上手さや技術って簡単に上下を決めたり杓子定規で計れないものだなと思います。絵はイマイチなのに凄く面白い漫画ってあるじゃないですか。(もちろん他の部分、演出とかコマワリとかが上手いんだと思いますが。)また、パンクロックバンドが妙に演奏上手くても困り者。反社会的なカウンターカルチャーなのにちゃんと音楽勉強してしっかり楽器練習した形跡が見えたら興ざめです。 云々 そこで私は「作品の良し悪しと技術の高さは関係無いのではないか」と思うようになりました。技術の高さよりその作品にふさわしいかどうか、合っているかどうかなんだと。確かに技術は高ければ高いほどいいに決まっています。ですが恐らく下手も出来た方がいい様な気がします。そして下手な物でもそれがふさわしい作品は創れると思います。
http://ikigusare.net/archives/132 ヘタウマ|優しさ地獄
作曲において「ヘタウマ」と言えるような、「お~」と言えるような技術はないけれどなんだかわからないけど良い曲っていっぱいあってそういう曲が好きです。 私は音楽を聞くようになったきっかけがゲームBGMであるということもあって、グルーブやらいい感じのメロディやらなんか面白い雰囲気があれば別にカチャカチャした技術は必要ないのではないかと思うことが多いです。有名なものだとロックマン2のサウンドトラック・東方虹龍洞が好きです。 あまりにも音ゲーやボカロシーンの影響が強すぎて何かを作るはずのDTMが与えられた技術を鍛えて課題をこなす受動的な競技プログラミングみたいな曲が多くて嘆いています。
私のヘタウマ紹介
- イキグサレ『蠅の女王』
https://youtu.be/OYMVEZW2cHw?t=443
https://ikigusare.bandcamp.com/track/--13
冒頭引用元の山本生一郎氏の曲です。 うーん。流石これはヘタウマ!!
- ゆーくP『【何も変わらないfeat. 初音ミク】』
毎週一本初音ミクオリジナル曲を投稿するゆーくP氏の作品。ボカロシーンの曲のように凄い音を使うわけじゃないんだけど、この曲は私の中ではヘタウマ!!
滅茶苦茶なタイトルきました、この人はDTMをしてないんですけどこの動画は結構衝撃でした。 笑える音楽で僕の中ではヘタウマです。
- 東方虹龍洞『妖異達の通り雨』
https://open.spotify.com/track/76iir0CLq2yfCjAZD5oyh8?si=90968c47fa3a44ef
ヘタっていうと怒られそうだけど特に凄い技術はないけれどブチ上がりました。 ウマウマかもしれないけど、ヘタウマの曲です。
ヘタウマは『量』が作る
私の知ってるヘタウマな曲を作る人はごく一部奇跡的になんかバランスが凄いひともいるんだけれど、たいていの人がいろんなジャンルの曲を聴いたり音楽を聴いてる時間の合計量が多い人が多いです。 そして、音楽をたくさん作っている人が多いです。 山本生一郎氏はフルアルバムを15個出してるし 東方も数百曲はあるし。 別名義も合わせればゆーくpも全然大量の曲作ってます。 逆に作曲そのものが好きな人が、ヘタウマを作れる気がします。あんまり特定のジャンルの技術を身につけたいとかはないのですが、ヘタウマな曲を書けるようになりたいです。